実録!タワーマンション(タワマン)には貧しい人々が住んでいる!
欠陥建築バスターズのスタッフが、実際に体験したエピソードをご紹介しています(2019.6)
タワマンと言えば、セレブな人が住む、高層マンションと思っていました。
それが「えっ?違うの?」「貧民ばっかりやん」と、欠陥建築バスターズのスタッフが、実際に体験した逸話をご紹介します。
タワマンの造りは、入口から入ると、高級感あるロビーにはコンシェルジュがいて、ジムやおしゃれなラウンジもあって、コンビニまであるなんていう、タワマンもあります。
そのあふれる高級感と、何もかも行き届いた利便性のため、『タワマン=セレブ』というイメージが定着しています。
先日、梅雨の晴れ間の土曜日、病院に行く予定があり、神戸駅に行きました。
病院の帰り、最寄の神戸ハーバーランドへ行きました。
すると、家族連れの人々で、ごった返していました。
神戸ハーバーランドは、1995年1月17日に阪神大震災が起こった数年前、商業施設としてオープンしました。
震災時は、さほどの被害はなかったので、その後も集客力があった商業施設です。
しかし、その後、日本経済の衰退で不景気が続くと、神戸ハーバーランドは、集客力が落ち、閉店する店も増えました。
閑古鳥が鳴いているような状況が続いていました。
何とか集客を上げようと、アンパンマンミュージアムなどの施設も作り、必死でした。
そんな閑古鳥の鳴くような、人が少ない、静かな神戸ハーバーランドだったのですが、先日、病院の帰りに寄ってみましたら、何と、人だらけという現象が起こっていました。
人、人、人で賑わっているのです。
「あれ?この前まで、休日でもこんなに人、いなかったよなぁ…」
人々をよく見てみると、家族連ればかりなのです。
ベビーカーを押した家族連ればかりです。
お父さんお母さんは、とてもラフな格好をしていました。
家でくつろいでいる時の格好のような、白いTシャツに、薄い生地のズボンというスタイルが多いのです。
どの家族も「ちょっと、家の周辺を散歩」みたいな雰囲気でした。
そして彼らは、買い物をすることはなく、商業施設の中を、フラフラとあちこちを歩いているだけでした。
買い物をした場合、買い物の紙袋など持っているはずですが、そんな荷物は、一切持っていないのです。
彼らは「今度は、あっちに行ってみよう」と大きな声を出して、ベビーカーを押して歩き続けているのです。
<見て、触って、決して買わない>
ある子連れの30代夫婦の一家が、カジュアルな服の店舗に入りました。
買い物をするのか?と思い、その一家を観察していました。
すると、お父さんが、店内の棚にあるシャツ(服)を触り、広げました。
次に、今度は、別のシャツを取って広げました。
さらに、マネキンが被っていた帽子を取って、鏡の前で被って見せました。
どれかの商品を買うのかな?と思って見ていました。
ところが、そのお父さんは、広げたシャツは、畳んで元に戻すことはせず、広げたまま、プイと店を出て行きました。
触るだけ触りたおして、買わへんのんかいな…
こんな客ばかりでした。
店側にとっては、大変、嫌な客ですね。
買わない商品を触り倒すのは、マナー違反で、非常識です。
店員は、商品の服を畳む作業ばかりしていました。
<貧民のタワマン住民が押し寄せる神戸ハーバーランド>
神戸ハーバーランドには、何でこんなにも家族連れが多いのか?
しかも、安い普段着に身を包んだ、いかにも貧しそうな若い家族連ればかりなのか?
頭を悩ましていると、はっと気づきました。
神戸ハーバーランドの周囲には、神戸駅周辺には、高層マンション(タワマン)が増えていたのです。
人口増加は結構なことですが、若い貧民層が増えただけでは、経済効果などないです。
タワマンは、新築の狭小の一戸建て住宅よりも、新築のマンションよりも、高いです。
年収400万円レベルの労働者でも、タワマンを購入し、毎月8万円ほどのローン返済している例も多いです。
年収400万円や500万円は、決して高収入ではありません。
通常レベルです。
ありふれた収入帯の人々が、高級感あるタワマンに住むことができたのは良いですが、生活水準は、高級セレブにはなりません。
休日には、タワマンの近所にある商業施設に行って、お金は決して使わず、買い物はしないで、フラフラして時間を過ごすしかないようです。
こんな貧民な彼らが、唯一、お金を使っていた姿は…
それは、タピオカを買って飲んでいたり、クレープを買って食べていたり、それだけでした。
服を買ったり、レストランで食事したり、映画を観たり、そんなことはしないのです。
おいしそうなレストランや、おしゃれなカフェは、客がいなくてガラガラ。
服のお店は、家族連れの客は入ってきますが、買う人はいない。
タワマンの住人は、消費活動はしていないのです。
その証拠に、これだけも人が増えているのに、神戸ハーバーランドにある店舗の閉店が、さらに増えていました。
閉店した店には、張り紙がしてありました。
『7月〇日に、〇〇屋、オープン予定』と書いてありました。
閉店した店は、おしゃれなスイーツカフェでした。
次に入る店は、庶民的な飲食店のようです…
貧しいタワマンの嗜好に合わせた飲食店が入るようです。
『見るだけで、買わない』
タワマンに住んで、見栄だけ張っている貧乏人が増えると、おしゃれな神戸の海の街が、台無しです。
買い物するわけでもないのに、ベビーカーを押す家族が、通路を占領しながらウロウロ歩いています。
小さな子供が元気よく走る姿は良いのかもしれませんが、他の客にとっては、ちょろちょろする子供がぶつかりそうで歩きづらいです。
店舗に入っても、決して商品を買わない、 商品をあれこれ触って、見るだけ。
タワマンは、本当に迷惑です。
神戸には、もうタワマンはいりません。
外国では、高層マンションは、低所得者が住むところ
日本だけです、高層マンション(タワーマンション)は、セレブのイメージがあるのは。
海外では、高層マンションは主に低所得者が住んでいます。
以前、イギリス・ロンドンの高層マンションで、火災事故がありました。
その際、その高層マンションには、低所得層が住んでいると報道されていました。
<海外では、お金持ちは、郊外の一戸建てで、ゆったり住む>
海外の、都市部にある高層マンション(通常アパートメントと言います)は、やはり間取りも狭いです。
労働者が仕事をするために、都市部に住み、アパートメントに住む、という感じです。
一方で、お金持ちは、一戸建て(大豪邸をマンションと言います)に住んでいます。
郊外の大きな敷地に、大きな家を建て、庭も広く、ゆったりと暮らしています。
高層マンション=低所得層
ということで、海外では『高層マンション=低所得層』なので、日本もタワマンには低所得者が多いのも、納得です。
マンションは、”箱”です。
大きな箱に、いくつもの戸があって、それぞれ区分して住んでいます。
いわゆる、建物の区分所有ですね。
共益費もかかりますし、高額な修繕積立費もかかります。
タワマンを購入して、後悔する人が多いと聞きます。
タワマンの住人たちのドロドロした人間関係、ローン返済、共益費や修繕積立金の出費など、タワマンの住人たちは、神経が磨り減ることばかりで、ストレスが溜まって大変とのことです。
将来、日本は年金がきちんと支払われるかどうか?という時代になってきました。
高齢者になった時、貯蓄が2,000万円ないと暮らせないとか、いいや6,000万円ないと到底生きていけないとか、様々な試算が出ています。
働き方改革で収入が激減している中で、住宅ローン返済で貧乏になり、子供への教育費もろくに出せない親が出てきています。
先日、神戸ハーバーランドにて、タワマンに住む人たちの、貧しさを目の当たりにしました。
彼らが高齢者になった時、年金はないかもしれません。
高額な不動産(タワマン)にお金をつぎ込むよりも、安い物件に住み、必死に働いて、子供に教育費を使い、少しずつ貯蓄を増やしていく生き方がベストだと思われます。
タワマンは貧乏人を呼び込むだけの、縁起の悪い建物です。
タワマンがある街の住人にとっては、迷惑です。
少子高齢化の日本は、住宅供給は過剰な状態です。
もうこれ以上のタワマン建設は、やめて下さい。